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3年以内に世界チャンピオン

インラインスケートのスピードスケートで世界選手権優勝を目指す。
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    2009/10/07/22:57
    ニューヨークのはなし

    レポートにちょっと手を加えたレポート

    ○ ○ ○ ○


    9月26日土曜日(現地)、ニューヨーク・ブルックリンで開催された『The New York City Skate Marathon & NY100K』に参加してきました。

    この大会には世界各国からスピードスケーターが集まります。近年、世界選手権と同時期開催となったことや、アメリカ全体のスケート人気が幾分落ち着いてきた事などから、一時期ほどの参加者はありませんが、それでも元世界チャンピオンを始め、ワールドインラインカップ(以下WIC(プロチームのレースツアー))優勝者などレベルはトップクラスと言えます。

    ■9月24日現地入り
    ■9月25日(大会前日)
    会場となるProspect Parkで下見兼練習。一昨年オランダで一緒だったTed Ooijevaarと合流。しかしTedはロストバゲッジでスケートが行方不明。ずーんとしてた。公園で出会ったColombia Teamの選手たちと一緒に周回練習。このとき仲良くなったmauroが次の日・・・

    すっかりショボーンとしてるTED Ooijevaar

    ■9月26日(大会当日)
    天気は快晴、気温もやや涼しい秋のレース日和でした。
    100kmと長丁場のため、New-HALEのVテープを腰および春先に骨折した右腕に貼付けておきました。これは終わった後で効果実感。腰への負担が全然軽かった〜♪
    朝、時計のセットミスで一時間遅刻!(というかそもそもNYついた時からすでに1時間間違えてたみたい。昨日もTedとの約束に1時間遅れてたのに気づかず。)余裕のつもりで乗った電車の駅で気づいた。

    午前7時30分受付に5分遅れで到着。でもみんな遅れてるのに余裕で鼻歌で歩いてたし。ニューヨーカータイム恐るべし。Empire Speedなどの地元のスケーターの他、フランス・ELITE teamやコロンビアの大所帯チーム、BoteroやPeter Ducetなどなど蒼々たる面々が。

    Tedとともにストレッチ&ウォームアップ。なんとTedは前日の23時にバッグが発見され間に合っていた!
    レースは一周5.3kmの緑豊かなProspect Parkを19周回します。コースは楕円柱を斜めに切った感じで、高低差は5、60m程。緩やかな登りが半分、そして下りが半分という一見穏やかな設定。走路幅は10m弱あり、ほとんどの路面はかなりスムースですが、一部荒れた路面もあります。

    レース開始予定は8時30分でしたが、30分遅れの9時に号砲がならされました。プロ・エリートにつづきアドバンスト、フィットネス、そして42km部門参加者等々一斉スタートでした。特製靴下ポケットにはPower Bar2本とPower Jelを4個、背中にPower Jelを溶かしたボトルを一本持って行きました。


    ピンクはやっぱり目立つ
    比較的穏やかなスタートで、すぐに大きな集団を形成。最初のうちはスローペースで(一周10分前後)アドバンストの選手たちも前の方に来てた。
    だいたい毎回、登りで誰かがアタック(主にフランスやコロンビアなど)し、下りで集団が追いつく、という繰り返し。前半のうち、何度かフランスチームの逃げが決まりそうになったけれど、結局決定打にはならず大集団のまま半分がすぎました(その間にも少しずつ選手は振り落とされて行き、20人ほどの集団に)。

    ピンクはやっぱり目立つ
    ところが、10周のラインを過ぎ11周目に入ってすぐの登り道で、パックの中盤にいたMPCチームの選手が転倒、よけきれなかった5、6人が巻き込まれました。で、僕も避けきれなかった一人。足にきてたんですねー。しばしタイムロス。前を追いかけたけれど既に集団は見えないところへ。一人また一人と前を行く選手を拾いながら10人あまりの第2集団になりました。前半なぜか険悪だったニューヨーカーとここですっかり仲良くなり、レース後にはがっしり抱き合うまでに、、、。

    途中、前集団を追いかけたけれどなかなかペースが上がらず、最終19周目に入る手前で、ついに先頭集団にラップ。先頭には普通にTedがフフフーンと滑ってた。
    それでもなんとか最終回に入り、その時点で3時間05分。日本記録が3時間14分なので、「頑張れば」という微妙なところ。ゴールスプリントに備えてペースを落としてしまった第2集団をひたすら引っ張ったけれど、ゴール前で3時間14分を過ぎてしまい、疲れきった僕を置いてみんなはサヨーナラーとばかりにスプリント。

    結果
    20位(Pro/Elite部門) タイム 3:15:34


    険悪だったEmpire speedの人。実はいいやつ。転けた傷がひどくて途中リタイアしちゃった。



    Tedは4位!
    Mauroは優勝してた・・・
    パチパチパチ(でもちょっと寂しい)
    ○ ○ ○ ○




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    • コメント:2
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    おもしろ〜い。

    観客は結構いるんでしょうか?
    息子に動画を見せて「ほら、英語で会話してるよ。いつかこういうレースにも参加できると楽しいね!」と話したんですが(ほんとは中学入学を前にして英語をちゃんと勉強してほしいという深慮遠謀から・笑)
    ところが返事は「眠い…」
    見せた時間が寝る前だったから悪かったのかもしれないけど、なんかちょっとなあ…むむむ。

    しかし町中でもニューヨーカーはローラーはいている人にも寛容なんですか?日本では今はまだむずかしいですね…
    前に太田光さんが大学時代の変な学友として「いつもローラースケートはいている友人がいた」と言ってましたが、日本ではそれに近い視線はありますよね。もう少し広まってくれるといいなあ。

    • 2009年10月08日木
    • ms.Rhizopus oligosporus
    • 編集

    無題

    観客は、、、そう多くはないですね。スケーターズレースって感じです。
    NYは基本的にスケートOKですよ。というか、日本が特殊なんだと思いますよ。
    寛容というか、自転車とおんなじような扱いかと。まあ視線はありますが。「お、いいじゃん」って感じ。でもスケーターはあまり居なかった。
    英語はラジオ基礎英語が素敵ですよ。僕の英語はそれが全てです。(中学から進歩せず・・・)

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