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3年以内に世界チャンピオン

インラインスケートのスピードスケートで世界選手権優勝を目指す。
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2024/04/26/11:51
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    2008/05/26/09:23
    長い長い一日だったので文章も長い

    それは2、3日続いた蒸し暑い日から一転、肌寒い雨が降りだした土曜の午後から始まった。







     風邪ひいた。(T皿T)






    そんなわけで、夕方自宅に戻ると、もう一切何もできないで、カーペットに転がりこんで、めまいと熱に浮かされながら、ひたすら体を楽にすることだけを考えた。
    しゃちょーがかけてくれた毛布に体をくるんで、雨の音を聞きながら、

    「あーこりゃ、だめだぁ、明日、おやすみ、もうおやすみ」
    という決定を下したのでした。


    夜が開けると、時計の針は日曜の早朝5時をさしていた。
    外はもう明るくなり始めていたけれど、相変わらずの雨はシトシトと降り続けていて

    「うん、こりゃダメだ。きっとみんなも走らないよ。雨で中止だね、こりゃ」
    という決定をあらたにしたのでした。

    この日の当初の予定は、
    5時   起床
    6時   自転車で出発
    7時半  大井埠頭着 ツアーオブジャパン大会受付
    9時   スタート
    10時  ゴール
    10時半 大井埠頭発
    11時半 練馬着
    12時  東京都民体育大会開会式
         レース開始
    16時  閉会式

    という超ハードスケジュール。
    だったけど、雨だし、風だし、風邪だし、大会やるかわかんないし、タイヤパンクしてるし
    というわけで、積極的に引きこもることを決定した朝の5時の僕だったのでした。


    ところが5時50分、なんと、ぐっすりのはずのしゃちょーが起きてきて

    「自転車行くならおきる時間だよー」
    と、


    それまで、やる気0だった僕が、急遽、1.5くらいまで上昇!
    携帯を見ると、着信やらメールやらで、どうやらみんな行く気満々らしい。
    3.8まで上昇!
    慌てて、パンク修理から開始。3分で終了。
    とりあえずまだ頭ふらついてるから車で行くことにして、そうなるとしゃちょーも乗せられるので、無理矢理起こして、「10分で出るよー」と(←けっこう鬼なこと言ってる)

    6時半。
    車に飛び乗ると、一路大井埠頭を目指したのでした。


    途中、「この先、ツアーオブジャパン開催のため交通規制」などと垂れ幕を見るに付け、だんだんやる気が出てキタ!
    んでもって雲も晴れて来て晴れ間さえちょっと見えるし。

    「こりゃカミサマが僕を祝福してるわ。行かなきゃ悪いわ!」

    などと思いはじめ

    「つーか今日は僕のための日だわ」

    などと確信してからは、早く会場に行かなくっちゃ!
    と気が急き始める。
    1時間前の想定から180℃、逆です。




    会場にはどうやら駐車場があるようで、ほっと胸を撫で下ろすのもつかの間、車の時計は7時50分をさしている。
    受付は、8時まで。
    あわててしゃちょーに頼んで受付に走ってもらい、のろのろと駐車すると、tomokoさん発見。
    つづいて監督発見。スガワラさんも発見。
    みんなすでに準備ばっちりばっちこーいって感じ。雨でもみんな元気です。
    慌てて準備して、朝ご飯食べて、自転車のってトイレ行って、試走しようかなと思ったらtomokoさん

    「もう監督とかスタート向かうみたいよー」と。

    あれーもうそんな時間!?

    やっぱり慌てて車に戻って、レースの格好整えてスタート地点に向かいます。
    空は相変わらず泣き調子で、小雨になるかと思えば、ざーっと降ったり。しかし自転車にまたがってしまえば雨も晴れも関係ないのです。
    (つーか、レース始まると下から雨が降ってくる。前の人のしぶきあげで)


    9時5分
    スタートラインに選手が集まってくる。
    今回の大会、ツアーオブジャパンは、本体は国内外のトッププロチームが日本国内を転戦して、900km近く走る日本最高峰のレース。
    僕が出たのは、その市民部門で、最終ステージの周回部分で行われる。

     カテゴリー的には
      1)上級者     35km
      2)一般の部①   21km
      3)一般の部②-A  21km 
      4)一般の部②-B  21km
      5)一般の部②-C  21km
      6)高年者の部   21km
      7)初級者の部   21km
      8)女子の部
    とあって、僕は 2)一般の部① に出場することになってます。
    一つのカテゴリーに70名前後のエントリーがあり、層の厚さはスケートの比ではないです。

    ところで、本日の目標は
    できるだけ早めにアタックして、ゴールまで逃げる。独りでも逃げる。」です。


    そして9時15分、降りしきる雨の中、上級者の部から1分おきに号砲がなります。
    クリートがうまくはまらなくて、ちょっと出遅れたけど、すぐに前の方まで行く。
    実のところスピードメータの磁石がどっかに行方不明になってて、速度が全くわからなかったんだけど、多分40km/h前後が最低ラインだったんだと思う。
    スタートして1kmも行かぬうちにヘアピンカーブ。
    みんなおそるおそる曲がっていきます。
    でもこういう明らかに危ないところはみんな気をつけてるからそうそう落車はしないんだけどね。

    曲がり終えると、すぐにペースが上がり、徐々に集団を引っ張る人が見えてくる。
    2kmを過ぎたあたりから飛び出す人がちらちら見えてきて、3km手前で2人が200mくらい離れてるのが見えたので、僕も集団から抜け出して3人で行けるかな、と追いつく。
    が、結局1kmも行かずに集団に吸収。

    集団の中ではずーっと1番〜10番の中に収まってた。監督も同じくらいのところで大人の走行。
    こんな日は落車が怖いからね。
    だんだん雨が激しさを増してきた。

    5km頃にはとなりの人とおしゃべりしたりして、わりと和やか。
    そのまま、何事もなく2周目に突入。
    さて、ここで考える。
    「どこで行くか」
    1周目を回ってみて、どうも長い直線のところは逃げづらい。
    90度コーナーが続く4、5km地点だと、集団のペースが落ちるから、狙い目♪

    というわけで2周目。
    スタートラインから4kmの地点(11km地点)でアタック。
    一気に300mほど離す。付いてくる人はなし。独り。(たぶんすぐ潰れると思ってるんだろうな)
    しかし独りで走るのは気持ちいいもんだ。

    でもやっぱ、足に来る。
    だんだんペースが落ちてくるのがわかる。
    スタートラインのところまで逃げたところで、吸収されてしまいました。
    どうやら監督は集団を抑えていてくれたらしい。
    結局逃げは3kmでおしまい。

    でもそのままずるずる後ろに行っちゃいけない。
    ここが大事、と踏ん張って10番手キープ。
    こりゃもうゴールスプリントしかないね。

    集団の速度はそれなりにあがるけど、大きな動きはなくゴールへ向かう。
    いくらスプリントでぐちゃぐちゃになるといっても、後ろにいたんでは手も足もでないので、とりあえず5番手まで順位を上げておく。残り2km。

    だんだんと前の人が落ちていく。残り1kmの時点で、3番手。前にいるの「HIDE」のジャージの人をかわすと、すぐ後ろから ガッシャン と、音。誰か落車したらしい。
    地面は小石が埋まったコンクリートみたいな感じですごく滑る。
    僕も踏み込むたびにホイールが空回りする。慎重に踏み込みつつ、スプリントに挑む。残り300m。
    左前方の人が踏ん張ってる。右から一人上がってくる。僕もまわすまわす。そのまま、、、、
    と思って、ゴールラインを切ると、遥か左の方で2人がホイール一個分先に切ってるのが見えた。orz

    というわけで、4位入賞(勝つ気満々だったのにな。。。)
    監督は僕のすぐ左後ろにいたようで6位。(^口^)/
    マキシモシグマの入賞記録は続くのでした。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    さてこの時点で、まだ日曜午前10時です。
    降りやまぬ雨の中、まだ半日が残っています。
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    大井埠頭から、練馬までは1時間半くらいはかかりそう。
    もし12時からの大会が開催されるならば、表彰式に出ている暇はありません。
    予報では午後は降水30%。たぶん、やるな。

    というわけで、表彰式の代理をゴールしてきたばかりのスガワラさんに頼んで、急いで着替えて自転車積んで、出発。環七を北上して一路練馬へ。

    練馬区谷原にあるローラースケートリンクに到着したのは午前11時40分。
    雨は上がり、雲模様なものの、役員の方々の懸命の働きの結果、リンクはほぼ乾いていて、ちょびっと水たまりがある程度。それもしばらくしたらなくなりそうな気配。

    さて、午後は第61回都民体育大会ローラースケート競技決勝です。

    競技は1時間遅らせて午後1時開始。
    300mタイムレースから始まり、500m予選、フィギュア競技を挟んで、500m決勝、ホッケー3位決定戦、2000mリレー、ホッケー決勝へと続きます。
    今日は下手な駆け引きなんぞしないで、まじめに走ることを心がけました。
    そしてなにより文京区を優勝に導くぞ!っとね。

    300mは 35”17
    100mリンクでこのタイムはなかなかよいぞう。
    最近やっていた諸々の練習の成果が出てきたようです。
    文京区のもう一人、まじゅ君は唯一ホッケーシューズで参加。
    道具の不利にも関わらず、インラインに1人、勝ちました。ぱちぱちぱち。
    タイムも 44”06 の好タイム!
    板橋区の草下選手。前からスタートが速かった。というかスタートだけが速かったのだけれど、
    ここにきてコーナーワークがすこしうまくなってきたみたい。ぎこちなさが減ってきた。
    これから伸びるかもしれません。
    北区の池田選手の走りはとてもきれいだと思う。力がもうひとつ欲しいところかな。


    500m予選
    これも最初っからまじめに走る。
    とにかく足を前へ前へ持ってく。後ろは振り返らない。
    で 58”40
    これもまあよいタイム。
    残念ながら、予選2組の文京区代表ユウタ君は健闘したものの、転倒が響いて5位に沈んだ。
    しかし、ホッケーシューズの中では負けてなかった。

    フィギュア競技は、、、毎度のことながら、楽しい。
    大田区と文京区の対決になったけど、大田区に軍配。文京区の二人は3、4位になりました。
    しかし、ほんと、ある意味で一見の価値ありです。
    笑いは人生の妙薬です。
    フィギュア部門は 
    1位 大田区 11点
    2位 文京区  9点



    500m決勝
    これもやっぱり振り返らずに、前だけ前だけ。とにかく走った。
    で 58”35
    やっぱ伸びてるね、僕。赤丸急上昇だ!


    ホッケーの3決もいい試合でした。
    専修大学の選手を中心とした江戸川区と、練馬区の対決。
    専大は前回の戦いで大差で負けてしまったそう。
    今回はリベンジ、と行きたいところだったけれど、0−4で江戸川区の敗北。
    しかし、守りがすごく確実な印象だし、攻め手の決定力に不確実さはあるみたいだけれど、
    決して弱いチームではない感じ。
    チームとしてすごくいい雰囲気な印象でした。

    僕に残るのは2000mチームリレー
    リレーは2人一組で20周。一人3回以上、一回2周以上が条件です。でもそれさえまもれば周回のふりわけは各チームの自由。
    江東区 インライン ー インライン
    大田区 ホッケーシューズ ー ホッケーシューズ
    北区  インライン ー インライン
    板橋区 インライン ー インライン
    文京区 インライン ー ホッケーシューズ
    という状況の中、大田区には当然勝たなくちゃいけないとして、一つでもインラインーインライン組を負かしたいところ。

    そこで、究極の形、僕が多めに走る。
    20周を 2−5−2ー5−2−4 というリレーにしました。
    チームのヤマ君はとにかく2周を死にものぐるいで走る。
    で、僕も5周を死にものぐるいで走る。
    以上繰り返し。
    とにかく、追いついたり離されたり抜いたり抜かれたり、、、めまぐるしく順位が入れ替わり、
    板橋区が1位でゴール。
    2位には北区が入る。
    そして
    トップから8秒差で、わが文京区がゴール!!(ってか僕だけど)
    江東区になんとか勝つことができました!わーーーい!今日一番の喜び!

    以上の結果、スピード部門は
    1位 板橋区 11点
    2位 北区   9点
    3位 文京区  7点
    4位 江戸川区 5点
    (以下略)


    最後はホッケーの決勝。
     板橋区ー新宿区
    これがまた歴史に残る一戦でした。
    先制したのは新宿区。西村選手が強力なフォワードとして再三ゴールチャンスを作ります。
    2点を先制されたものの、板橋区はあわてずに穏やかに攻撃の手を詰めて行きます。
    1点また1点と徐々に返し、後半残り5分ほどで、3−4。
    終了残りわずかなところで4−4に追いつくと、落ち着いてパックをキープし、最後の攻めに備えます。
    しかし、そこではとりきれず、延長10分。
    けれど、鮮やかに1点を加えると、さらに追い打ちの2点目。
    結局6−4で板橋区の優勝となりました。

    この結果ホッケー部門は
    1位 板橋区 11点
    2位 新宿区  9点
    3位 練馬区  7点
    ーー 文京区  1点


    以上、3種目を終えて、総合で各自治体の順位が決定します。
    その結果は、、、、


    1位  板橋区  22点
    2位  文京区  17点
    3位  大田区  13点

    となりました。
    文京区のみんな、よくがんばったー!
    さあ、ヤキニクヤキニク♪



    ■■結果■■

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