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2007/11/14/09:05
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 あんまり空がひろびろとしているので 社長と朝の散歩 てくてくてくてくてくてくてく 駅までの道のりには街があって、 公園があって、 木があって、 芝生があって、 春には桜並木になるその通りは、 今はもう葉っぱが紅くなり始めてて、 秋です。 改札で見送ったあと、駅のパン屋さんで フランスパンと牛乳食パンをゲット 牛乳食パンは焼きたての香りに誘われてふらふらと買ってしまった 美味しかったらまた買ってみよう 保存用の袋ください て言ったら、フランスパン用だけでよかったんだけど、牛乳食パン用もくれた シール集めてますか って聞かれたから、本当は集めてないけど、くださいと言ってみた かえり道 公園の中に人工の滝があって、川がある でも川はまだ流れてないなあ と思って橋を渡ったとき ばしゃばしゃばしゃって 水が流れはじめた ああ、なんか、タイミングだなあ こういう時は大事にしないとなあ と とりあえず 水を追いかけることにした だんだんと水位が上がっていって 下流に向かって流れはじめる 水の先端と一緒に下へ歩いていたら 川のさらに先から１０歳くらいの男の子が登ってきた どうやら、アプローチは違うけど、目的は一緒らしい （僕は川の脇を歩いてたけど、彼は川の真ん中を歩いていたので、彼の方がアグレッシブだ） しばらく水を追いかけて （水面ていうのはどんな時も、常に地球の重力に対して垂直なんだなぁ こんなに確かなことって他にあるかしらん） なんてとりとめのないことを考えてたら あ、ザリガニ！ ていう子どもの声で我に返った とってとってとって って言われても（自分で取れよ〜）とか思いつつ 川に降りて、暴れるザリガニをつかんだ はい（と差し出す） 袋とかない？ 持てないの？ だって、 なんか怖いから （じゃあ、とらすなよ〜） 袋とか、ない？ と聞かれて、（あ、あるなあ） パン屋の２コもらった袋を思い出し 牛乳食パン用の袋をあげたら水をくんできたので、ザリガニをポンと入れてあげた ザリガニなんて掴むの、何年ぶりだろう と、思い出してみてたら、 ああ、光が丘のころは、カエル池の水源の（これまた人工の）川に沢山いたなあ と、行きついて、 やっぱり自分も、ザリガニがなんか怖くて持てなかったことを思い出した。
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